健康食品の6つの注意点

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その効果大げさすぎでは

健康食品の中には病気の症状の改善を大々的にうたうものがあります。何々大学医学博士推奨、臨床試験のデーター等記載のホームページもあります。でも、いつの間にか消えていくのが運命です。

何故かと言いますと今、そういうサイトを警察や、厚生労働省が取り締まっています。薬事法違反になるためです。あえて申し上げますとそのサイトの健康食品が偽物とは限りません。また本物だとも言えません。

でも、効果効能をうたっていいのはトクホなど厚生労働省が認めたものです。特定の商品名を名指しして、何々に確実にいいという風に書きますとサイト消滅の危機になるのです。医薬的表現といって、薬剤師や医師等にしか許されないのです。

健康食品と薬との違いの一つは、薬は主に病気の人が病気の治療を目的に使うことに対して、健康食品は主に健康な人が健康維持・健康増進の目的で使用することです。

薬は安全性や有効性の試験がガイドラインに従って実施されており、病者で病気の治癒・治療の効果が確認されています。

健康食品は科学的根拠があった場合でも、病者を対象とした安全性は確認されていません。病気の可能性がある場合は、医療機関で受診をしましょう。健康食品で病気の症状の改善を大々的にうたうものには注意をしましょう。

表示に注意

訪問販売、キャッチセールスなど不意打ちの勧誘で健康食品を購入した場合、一定期間内であれば、無条件で契約を解除できる特別な制度「クーリング・オフ」があります。日常よく利用する店舗での買い物や通信販売は、じっくり考えてから購入できるため、基本的にはクーリング・オフの適用はありません。

通信販売の場合は、事業者が独自に解約や返品のルールを設けている場合もあるので、購入前に返品ルールの有無とその内容を確認しましょう。

また、健康食品を選択するときには、よく表示をみてください。といっても、名前だけでは、識別不能です。でも、紛らわしい表示というものはあります。例えば「何々100」これはどう思いますか。何かが100パーセントに見えますね。

でも、1000分の1、パーミルのこともあります。100ミクロンの配合量のこともあり得ます。極小の物質しか入ってないということです。こうした数字は一見理論的なようで、そうでないこともあります。

すべての健康食品がそうということではなく、1部ですが。あと多いのは、何パーセントの人が満足したという顧客満足度です。通常はアットランダムに使った人にアンケートをとった統計です。10人中9人は満足という場合90パーセントの顧客満足度となります。

でも、よほどひどい場合でないと顧客満足度はやや高めです。美味しくもなく、実感できる変化もない健康食品のアンケートに皆様時間を割きますか。普通の場合、人は「まあまあ、よかった」と書きます。満足です。

後は天然と見出しをつけて置いて「この商品は食味をよくするために合成香料を使用しています」という表記が出ていることもあるのです。使う方が了承している場合はいいのですがアレルギーもあるので注意しましょう。

アレルギーに気を付ける

昔は認知度が低かったものの、今大きな問題となっていることは食品アレルギーです。アレルギーというと花粉症等の馴染みのものではなく、場合によっては処置が遅れると、アナフィラキシーショックという意識などに影響するものが出てきます。

問題は自分が食品アレルギー等持っていると気が付かないもしくは、今使っている健康食品にアレルギーの要因が入っていることに気が付かないことです。きちんと表示しているメーカーですと、そば、卵、落花生、小麦、蜂蜜等同じ生産ラインで使っているものの表示もしています。

皆様に覚えて置いていただきたいのは、食品アレルギーは子供のころから出るものではないということと、食べれば耐性がつくものではないもの、食べた後にすぐ出るものではないことです。

元気な時には、大丈夫でも病気、加齢、妊娠出産、加齢で体が弱るとアレルギーが出てしまうこともあります。また、好き嫌いと勘違いして「食べればなれるわよ」と人に健康食品を勧めますと相手が死に際まで行ってしまうこともあります。

お子さんは周囲の大人が体質を理解しておかないとうっかり食べさせてしまうことがあります。後から出るものは、遅発性アレルギーといって、数時間数日たってから発現します。

気が付かずに原因物質の入った健康食品を摂取していることもありますので異変が起きた場合は、すぐその健康食品をもって病院に行き適切な処置をしてもらうといいでしょう。本当に命にかかわることもありますので。

個人輸入するときは?

健康食品の個人輸入がインターネットの普及で一般市民にもできる世界になりました。海外の製品で良いもので日本では発売されていないものや安い物を購入できるようになったのは喜ばしいことです。

ですが、個人輸入の健康食品の中には日本では医薬品や麻薬劇薬指定のものもあります。危険ドラックもそうですね。後はホルモン剤等は本当は、医師処方が基本なのですが、半端な知識で健康食品、サプリメントとして購入してしまう方もいます。

エストロゲンは髪や肌に影響があるので男性が飲んでしまう等です。胸が出てしまう、更年期障害を自分で引き寄せる等の問題が起きます。

例え薬事法違反でなくとも、日本人と欧米人の体質は違いますので話題の商品でもあわないことがあります。輸入品でカルシウム入りのタブレットでお腹を壊したことがあります。乳糖不耐症のためです。

牛乳を日本の庶民が飲むようになって150年もたっていないのです。日本人は胃腸が弱い方が多いので要注意ですね。ここで注意を申し上げますと、個人輸入のものは総て日本人に合わないということではないのです。

国産品でも体質との関与があります。アメリカで一時お茶飲料で脂肪をとるものが危ないと言う風に言われました。痩せすぎた人が出たのです。リットル単位で飲んでいたコーラなど角砂糖20個分という糖質が入ったものを止めてお茶に変えたら、健康食品でなくとも体重は減少します。人間は急激な肉体の変化に耐えられないのです。

服薬中は相談を

病中病後は体力が無くなるので健康食品をとりたい、もしくは状態をよくしたいということで健康食品を使う方が多いようです。でも、健康食品の中には、薬と一緒に飲むと、薬が効きすぎたり、逆に効果がでないこともあるのです。

西洋弟切草と血液凝固を止める薬や納豆菌などが有名です。薬とは反対の作用のものも飲んだり食べたりしない方が良いでしょう。

後は体力が落ちている人には、薬と健康食品の両方の分解吸収は非常に負荷がかかります。酷い偏頭痛で悩んでいた時、鎮痛剤を飲んでいました。そこで眠気覚ましにカフェインが入った栄養剤を飲んだのです。

数時間後悶絶するような胃の痛みが来たのです。病院でいただく薬というのは比較的強いので胃腸が荒れます。カフェインも胃を傷めますので、ダブルできます。カフェイン分の多いお茶は胃をそぐと言われるまで強いので注意が必要です。

抹茶などは特に強いのです。味をよくするために添加されていることも多いです。実を言うとこのふたつの組み合わせは薬効から言ってもよくないのです。カフェインは覚醒作用があって神経を興奮させます。

少しですと鎮静になるのですが多くなると覚醒に転じます。頭痛薬は脳の興奮を抑えます。逆効果です。気が付かないで飲んでしまうことも多いので服薬中は医師や薬剤師に確認をとっておくといいでしょう。

同時摂取はしない方がいいことが多いです。健康食品でもこうした組み合わせは多いので人にすすめたりしない方がいいでしょう。

過剰摂取は回避する

よくもっと沢山飲むと、健康にいいだろうと健康食品を規定量以上に飲む人がいます。これは百害あって一利なしというものです。良くて一利なしです。

何故かと言いますと人間の肉体は不要な栄養素は出すか蓄えるかしてしまうのです。出て行ってしまうものはアスコルビン酸こと、ビタミンC等、水溶性ビタミンの1部です。水に溶けますので、お小水に出ていきます。健康食品でこうしたものをとりすぎた後、尿が黄色くなるのはそのためです。

ビタミンA等脂溶性ビタミンは油にしか溶けませんので、過剰症を起こしてしまうことも多いです。ミネラルは過剰症が多いです。全員がそうとは言えません。ですが、健康食品なので安全という事はないです。

水ですら水中毒と言って、飲みすぎますと体内の微量元素、ナトリウムが無くなって健康被害が出ます。水中毒を起こすのは相当の量ですが。過剰症にならなくとも、体質によっては反動が来てしまうこともあります。もともとお腹を下しやすい人がファイバー入りの健康食品をとってしまうと脱水になってしまうこともあります。

またマカや朝鮮人参、プエラリア等、漢方といわれるものは、体質によって合うものと合わないものがありますので、注意しておきましょう。胃腸障害などが健康食品の反動では多いので、使い始めは体調がいい時にしてください。成長期のお子さまの健康食品の利用についても注意をしましょう。成長期の大切な時期ですので、バランスのよい食生活での栄養摂取を基本としましょう。

 

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